2025年6月17日、センシンロボティクスは、AIアプリケーション開発プラットフォーム「SENSYN CORE」と自律運用型ドローン基地「DJI Dock3」との連携を強化し、飛行動作と映像配信の実行に対応したことを発表した。
これにより、DJI Dockによる自動飛行からデータ取得、AI解析・レポート作成までの一連のプロセスを、国内のセキュアな環境であるSENSYN CORE上で一元的に実行できるようになった。
これまでもSENSYN COREは、DJI Dockにより取得した静止画や動画などのメディアを、ドローン着陸後にデータ管理機能を備えた「SENSYN CORE Datastore」へ自動転送し、AI分析やレポート作成などを行っていた。
今回の連携強化により、ドローンの飛行ミッションをSENSYN CORE上から操作・実行し、あらかじめ設定した飛行ルートに従って自動でミッションを遂行できるようになった。また、リアルタイム映像を含むすべての撮影データをSENSYN CORE上で一元的に管理するため、データの確認や利活用がより円滑になる。取得したデータは設備ごとに自動的に分類され、AIによる分析やレポート作成までを効率的に実行できる。
DJI Dockにより取得した現場データは、国内のセキュアな環境下でSENSYN COREに保存・管理され、業務全体のスピードと精度の向上に貢献する。
センシンロボティクスは今後、テレメトリデータの取得や飛行中のエラー検出・制御機能など、高度な運用機能の開発を進めるとしている。
