2025年5月20日、愛知県は、2024年度の空飛ぶクルマの普及に向けたビジネスモデルの構築および社会実装初期の離着陸場整備に係る調査等業務において、空飛ぶクルマに関する県民意識や適切な価格等を把握するため、社会受容性調査を行ったことを発表した。
愛知県では、ドローンや空飛ぶクルマ等の次世代空モビリティの社会実装の早期化を図るとともに、自動運転車等の「陸」のモビリティとの同時制御により創出される新しいモビリティ社会「愛知モデル」の構築や、次世代空モビリティの基幹産業化を目指す「あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」」を推進している。
2024年2月に策定したプロジェクトの「推進プラン」では、空飛ぶクルマの社会実装初期のビジネスモデルとなる「ローンチモデル」として、限定されたエリアでの空飛ぶクルマによる遊覧飛行を実現することとしている。
空飛ぶクルマに関する社会受容性調査では、空飛ぶクルマの認知度や空飛ぶクルマの遊覧飛行への体験意向、空飛ぶクルマの適正と感じる料金等について、社会実装に向け、課題となる要素を解消していくための参考となる情報をアンケートにより収集し、分析を行った。
空飛ぶクルマに関する社会受容性調査
アンケートの実施期間は、2025年1月24日~27日。回答者数は519人。愛知県在住者が269人(うち長久手市在住者50人)、愛知県外在住者が250人。全国の20~69歳の男女を対象にWEBモニター調査を行った。
設問数は全30問で、空飛ぶクルマの認知度や、愛知県の空飛ぶクルマに関するプロジェクトに関するニュースの認知度、空飛ぶクルマの遊覧飛行への体験意向などを調査した。
▼空飛ぶクルマに関わる社会受容性調査結果
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/568675.pdf
