2025年5月15日、ブルーイノベーションは、同社が提供するドローン「ELIOS 3」を活用した橋梁点検技術が、国土交通省の新技術情報提供システム(以下、NETIS)に登録されたことを発表した。

 NETISとは、国土交通省が公共工事等における新技術の活用促進を目的に運用する情報データベース。

 今回登録された技術は、橋梁の桁下や天井部などの高所や狭所の点検を、足場やクレーンを使用せずにドローンにより実施する。作業員の安全を確保するとともに、点検準備にかかる時間とコスト、労務負担の大幅な削減に貢献する。

写真:「ELIOS 3」の外観、ELIOS 3が橋梁の下を飛行する様子

【登録情報】

NETIS登録番号KK-250014-A
技術名称ドローンを活用した橋梁点検技術(ELIOS3)
掲載ページhttps://www.netis.mlit.go.jp/netis/input/pubsearch/details?regNo=KK-250014%20
写真:「ELIOS 3」の外観

 ELIOS 3は、スイスのFlyabilityが開発した非GNSS環境下の屋内空間などでの飛行特性を備えた屋内用ドローンで、ELIOSシリーズの最新機種。3Dマッピング用LiDARセンサーを搭載しており、点検・施設情報をリアルタイムで3Dデータ化し、位置を特定する。最新のSLAM技術により操作性・安定性も大幅に向上し、操縦者の負担軽減と飛行時間の短縮を実現する。ブルーイノベーションは2018年に日本おける独占販売契約をFlyabilityと締結し、ELIOSシリーズを活用した屋内点検ソリューションを提供している。

【参考】ドローンを活用した橋梁点検技術(ELIOS 3)(ブルーイノベーション株式会社 YouTubeチャンネル)