2025年7月8日、manisonias(マニソニアス)は、福島県が公募した「令和7(2025)年度 地域復興実用化開発等促進事業費補助金」に、「中山間地域における物流と災害対応実現のドローン開発および地域上空Wifi網構築インフラの実用化開発」が採択されたことを発表した。
同補助金は、福島県が震災からの復興と持続的地域成長を目的に、県内企業による新製品・新技術・新サービスの社会実装を支援する制度。
このプロジェクトでは、中山間地域の医薬品配送を担うドローンの社会実装に向けた専用機体の開発を中心に、災害時の通信確保に資する地域上空の広域Wi-Fi網の構築、山林火災や非常時の情報収集・初期消火活動を担う災害対応型ドローンの開発までを一体的に進める。
この取り組みにより、平時と有事の双方に対応可能な「ダブルタスク型地域インフラモデル」の構築を目指す。
採択事業概要
【事業名】
中山間地域における物流と災害対応実現のドローン開発および地域上空Wifi網構築インフラの実用化開発
【補助制度】
福島県 地域復興実用化開発等促進事業費補助金(令和7(2025)年度)
【事業概要】
- 医薬品配送に対応した国産ドローンの機体開発
- 上空Wi-Fi網による通信インフラ整備(災害時の通信断に対応)
- 災害対応型ドローンの開発(情報収集・初期消火など)
- 平時と有事の機能を統合した地域インフラの社会実装
