2025年1月31日、Hakobotは、更別村スーパービレッジ構想の一環で実施される「自動配送ロボットの冬期運用に向けた雪道での実証実験」に協力することを発表した。
この実証実験は、更別村企画政策課スーパービレッジ推進室のもと、スーパービレッジ構想のデジタル公民館サービスの運営を行うSocial Knowledge Bankと長大が主導して実施するもの。
スーパービレッジ構想とは内閣府が行う国家戦略特区のことで、住民が参画しながら住民目線で2030年頃の未来に実現される社会を先行実現することを目指す取り組み。更別村では、“100歳までワクワク”して暮らす街づくりをテーマに、さまざまな住民参加型の事業を展開している。その一つにロボット配送があり、特に課題となっていた冬の積雪環境下でのラストワンマイル配送の実現に向けて実証実験を行う。
2024年3月に試験的にノーマルタイヤでの雪道走行テストを実施し、スタックやスリップなどはあったものの走破するために十分なスペックであることを確認。今回の実証実験では、インホイールモーター、四輪駆動、オフロードタイヤによる雪道仕様とした。また制御面では、周辺環境が変わりやすい冬の積雪地域において、SLAM(自己位置推定と地図作成)での自動運転にどのような課題があるかを検証する。
実証実験 概要
更別村役場を起点として、御食事処あさひ、ヤマジョウで食品や日用品を集荷して更別村役場に配送する。
開催日時 | 2025年2月5日(水)11:00~14:00 |
ルート | 更別村本通り商店街から更別村役場まで |
内容 | 日用品の宅配、食事の出前等を予定 |
使用機体 | Hakobotの自動配送ロボットオフロード仕様 |