2025年1月8日、CLUEは、ドローンの業務運用を一元管理するクラウドサービス「DroneCloud(ドローンクラウド)」の提供を本格開始したことを発表した。

 数十から数百台のドローンとそのパイロットの管理、飛行・履歴管理、インシデント管理など、ドローン運用に関わる業務をクラウド上で効率的に管理することできる。

DroneCloud

 日本国内でのドローンの業務利用は急速に拡大している一方、法令違反のリスクや運用管理コストの高さが導入障壁となっている。体制整備や運用ルールの作成、飛行計画や飛行日誌の作成、定期的なメンテナンスといった対応が求められ、現場に大きな負担が生じる。

 DroneCloudは、企業や自治体、団体がドローンを活用する際に必要となるドローンの法令遵守・運用管理をオールインワンでサポート。飛行日誌、飛行許可、飛行計画などの管理のほか、利用するドローンや操縦者の管理が可能。数百台規模での運用にも対応できる柔軟な機能を備えている。

【主な機能】

  • リソース管理:ドローン機体やパイロットの一覧管理、習熟度なども把握可能。
  • 法令遵守:法令遵守に必要な飛行計画や飛行日誌の一元管理。
  • インシデント管理:報告義務のある事故や重大インシデント、社内でのインシデントの管理。
  • ドローン運用サポート:飛行許可書や保険の取得サポート、運用マニュアルの作成や現場への操縦レクチャーなど、業務に定着するまで支援する。

 法令に必要な対応は全てDroneCloudで完結する。パソコン、タブレット、スマートフォンに対応し、現場の報告やチェックはスマートフォンから、本部からのモニタリングや確認作業はパソコンからといった使い分けができる。

 また、CLUEが提供するドローン飛行アプリケーションを合わせて利用することで、飛行日誌などの情報の自動記録が可能。ドローン講習サービスによる人材育成や、ニーズに応じた機体提供も行う。

▼DroneCloud
https://corp.t-clue.com/drone-dx/dronecloud/