NTT e-Drone Technology(以下、NTTイードローン)は、YellowScan(フランス)のLiDARを搭載可能な国産測量ドローン「EC101 connect YellowScanモデル」の提供を2024年12月19日から開始する。

写真:EC101 connect YellowScanモデルの正面、側面
EC101 connect YellowScanモデル

主な特徴

 YellowScan製の中型クラスの高性能LiDAR(Vx20シリーズ、Navigator)といった総重量5kgまでのペイロードを搭載可能。約3.5kg(Vx20、純正ブラケット)のペイロード搭載時の最大飛行時間は25分。YellowScan製の純正ブラケット(Vx20シリーズ用、Navigator用)を機体に直接装着できる。

 本体重量6.8kg、アーム折り畳み時のサイズは611mm×x560mmx684mmと軽量かつコンパクトな設計。さまざまな現場で楽に持ち運びができる。

写真:グリーンレーザーNavigatorを搭載したドローン
グリーンレーザーNavigator搭載時

 2021年7月に包括的パートナーシップを締結したAuterion(スイス)が開発したSkynodeをベースとした、NTTイードローン開発のフライトコントローラーとミッションコンピューターを搭載し、安全保障を意識したセキュリティーの高いプラットフォームを構築。

 日本語対応したAuterion Mission Controlを採用し、日本人に分かりやすいUI表記。プロポ(送信機)上でミッション作成まで完結する。現場での飛行プラン設計が容易で、離着陸やキャリブレーション飛行の自動化機能を実装し、オペレーターの負担を軽減する。誤操作防止を取り入れた安全な操作性能を備える。

Auterion Mission Controlの表示画面
Auterion Mission Control