2024年11月13日、マプリィは、林業・森林管理アプリケーション「mapry林業」のユーザーを対象に、AR投影が可能なAndroidアプリ「mapryドローン版」をリリースした。小型カメラドローン「DJI Mini 3 Pro」を使ってGISデータのAR投影が可能で、森林管理における施業エリアや境界のスムーズな確認を実現する。

写真:DJIの送信機に装着されたスマートフォン。画面には森林とその中央付近を囲むように黄色い線が表示されている

 DJI Mini 3 Proを利用し、GISデータ(ライン、ポリゴン、ポイントデータ)のAR投影が可能。mapry林業などで測量した周囲測量のエリアや境界杭の位置を、ドローンを操作しながら上空からの視点で再現する。撮影したデータは、動画のほか撮影日時込みの画像として保存が可能。間伐・再造林などの施業地の確認、境界の確認に活用できる。

森林が映る画面に黄色い線で施業地を表示
ポリゴン(施業地)の表示
森林が映る画面に黄色い線で境界が表示されている
ライン(境界)の表示
森林が映る画面に黄色い点で境界杭が表示されている
ポイント(境界杭)の表示

【利用機器】
・ドローン:DJI Mini 3 Pro
・Android端末:Pixel7a、Pixel6aを推奨

【ユースケース】
・境界や施業履歴の確認
・森林整備事業等の検査時の施業地確認(オルソ画像を用いた申請の現地確認を含む)

【価格】
・無料(対象は「mapry林業」または「mapry測量」の契約ユーザー)