2024年11月6日、ACSLは、同社の小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」が、ジツタが提供する森林管理に特化した3D GISシステム「Assist Z」との連携に対応したことを発表した。
Assist Zで作成したドローンの飛行経路を、専用のアプリケーションを通じてSOTENで読み込み飛行させることが可能になり、過去にAssist Zで作成した飛行経路も流用できる。これにより、SOTENでセキュリティリスクに対応しながら森林を管理できる。
SOTENは、データの漏洩や抜き取り防止、機体の乗っ取りへの耐性を備え、通信・撮影データを暗号化するセキュアな小型空撮ドローン。最大対気速度15m/sの耐風性能や、SLAS/SBAS(準天頂衛星システムみちびきのサブメータ級測位補強サービス)を搭載するなど、実現場で求められる飛行性能を持つ。
Assist Zは、3Dデータを活用した森林解析でスマート林業を実現する、森林管理に特化した3D GISシステム。ドローン写真から作成した点群データをもとに林地の材積推定を行ったり、造林補助申請図面の作成が簡単にできる。航空レーザー計測等のDEMデータを取り込むと、作業道の設計シミュレーション、流水・落石の計算などが可能になる。3Dデータを活用することで森林経営管理制度にも活用できる。