メトロウェザーは、2024年8月31日に東京・虎ノ門に東京本社を設置した。さらに、2024年10月31日付で東京スター銀行よりベンチャーデット(新株予約権付融資)が実行された。東京本社設置に伴い京都本社との二本社制へと移行し、研究開発とともに事業開発や成長戦略の推進を図る。
同社は、リモートセンシング技術と独自の信号処理技術を搭載した風況観測機器「ドップラー・ライダー」の研究開発・事業化を進めている。これまでも日本国内や米国を中心に事業を展開してきたが、高度な技術を要する研究開発を行う京都府内の各拠点とともに、営業・事業開発における体制強化や成長戦略の推進を目的として、企業や取引先が集まり、国内の都市間および海外からの交通利便性の高い東京・虎ノ門に東京本社を設置した。
【東京本社】
設置日:2024年8月31日(賃貸オフィス)
所在地:東京都港区虎ノ門2丁目2-1 住友不動産虎ノ門タワー6階 グロース虎ノ門
面積:161.21m²(48.76坪)
東京本社の設置に伴う首都圏金融機関との関係強化の取り組みとして、東京スター銀行からベンチャーデット(新株予約権付融資)が実行された。同銀行はスタートアップの成長支援に注力しており、専門チーム設立以降、スタートアップの事業性評価を行う仕組みの構築とともに、この組織を拡大している。
メトロウェザーは、NEDO、防衛省、NASA(アメリカ航空宇宙局)、その他民間大手企業などと研究開発における実証実験を進めており、防衛・風力発電・航空・海運・鉄道領域等、ドローン関連だけでなく幅広い分野での導入が見込まれている。
この資金は主に、ドップラー・ライダーの量産体制構築や物体検知技術の開発、営業・事業開発体制強化に活用する方針だ。
