中国のCHASINGは、2024年11月8日から廈門(アモイ)市で開催されている「第7回 国際潜水救助・海洋工事装備展示会」で、全方向対流型の水中ドローン「CHASING X」を正式発表した。

「CHASING X」正面

 業界最高水準となる4.5ノットの航行速度を備え、独自開発のOctoDrive推進システムにより360度全方向移動が可能。8基のスラスターを使い、安定した姿勢制御を実現する。

上から見た「CHASING X」、スラスター部分

 180度の広角視野を持ち、4Kの高画質撮影が可能。12,000ルーメンのLEDライトで暗所も鮮明に撮影。自動水平補正機能により安定した撮影が行える。オプションで水中電子ジンバルを搭載可能。

LEDライトで周囲を照らす「CHASING X」
水中電子ジンバル

 最大潜水深度は350m、作業半径は400m。SDKによるカスタマイズ可能なオープンプラットフォーム。各種センサーや機械アームなどの追加オプションに対応し、AIを活用した自律航行機能も順次実装予定。

最大深度と作業範囲

【活用シーン】
インフラ点検:港湾施設、洋上風力発電、水力発電所
水産業支援:養殖場のモニタリング、設備点検
安全管理:船底検査、パイプライン点検、海底ケーブル調査
研究調査:海洋生態調査、水中地形調査
緊急対応:水中捜索、救助活動支援 など

さまざまな活用シーン

【製品仕様】

機体サイズ810×636×453mm
最大航行速度4.5ノット
最大潜水深度350m
水平作業半径400m
動作環境-10℃~45℃
バッテリー容量1,000Wh(急速交換対応)
照明12,000ルーメンLED(6,000×2)