2024年10月21日、輝翠TECH(以下、輝翠)は、農業AIロボット「Adam」用草刈りアタッチメントの初期生産モデルを発表した。
完全電動式で、2つのヘビーデューティー・モーターが4つのブレードを駆動し、全幅を刈ることができる。クイックアタッチシステムを採用しており、ロボットへの着脱は数秒で完了する。
すでに試験を開始しており、複数の農家から予約注文が入っているという。同社は草刈りアタッチメントに加え、さまざまな作業をユーザーの介入なしに単独で行えるようロボットの自律機能を向上させており、将来的には運搬や草刈りだけでなく、農薬や肥料の散布、収穫作業にも対応させる予定だ。
ロボットの農作業状況は、自社の農場管理ツール「Newton」に統合され、農家は遠隔で作業を監視・管理できる。
将来的にサードパーティーの開発者と共同でアタッチメントを開発する予定だが、その実現可能性の実証および農家からの需要の高まりに対応するため、草刈りアタッチメントを自社開発した。