2024年9月17日、スカイマティクスはアジア航測と、スカイマティクスが開発提供するクラウド型ドローン測量サービス「くみき」の販売代理店契約を締結したことを発表した。

画像:スカイマティクスとアジア航測のロゴ

 同サービスは、ドローンで撮影したデータから自動的に三次元点群データ等の地形データを生成し、測量業務と現地調査業務を効率化するもので、建設業・林業・農業等の一次産業や災害での活用が拡大している。

 林業従事者は年々減少しており、時間と技術を要する現地調査や測量のDXが求められている。苗木の運搬などでドローン利用は進んでいるが、写真測量はリモートセンシングの専門知識が必要であるため進展が遅れている。

 国内の森林が利用・伐採期を迎えるなか、皆伐・再造林をさらに進めていくには、航空レーザーを取得した後の現場状況データの更新が重要な課題となる。

 今回の契約締結により、知識不要で利用できるくみきと、アジア航測が保有する航空レーザー測量技術を組み合わせ、ドローン写真測量によるデータ収集サービスと連携することで林業DXを推進するとしている。