2024年5月20日、flyとDPCA、日本旅行は、ドローン国家ライセンス取得を目的とした法人・団体向け合宿パックサービスの提供を開始する。
業務でドローンを運用する企業において、国家ライセンス(無人航空機操縦者技能証明)の取得は、公的なライセンス所持による信頼感や安心感の醸成、技量担保など、対外的なアピールで活用できる。
また、レベル3.5飛行の制度が新設され、国家ライセンス取得の必要性が高まっている。レベル3.5飛行では、デジタル技術の活用(機上カメラ)、国家ライセンスの保有、保険への加入を条件に、レベル3飛行(無人地帯における目視外飛行)で求められていた立ち入り管理措置が撤廃され、道路や鉄道の横断を容易化できる。
一方、国家ライセンスを取得するには、専門人材の教育や操縦練習時間の確保といった課題があった。
ドローン国家ライセンス合宿パックでは、日本旅行が移動宿泊と講習の実施調整までを一括して窓口となりプランニングをすることで、企業や団体が国家ライセンスの取得を推進できる環境を提供する。
サービス内容
国家ライセンスを取得予定の複数人数・複数拠点のメンバーを一括で申し込み可能。各拠点から講習場所までの移動や実技講習会場などもあわせて提案する。請求もまとまるため、経費処理や予算管理の手間を軽減する。
全国36か所にある登録講習機関DPCAの各分校で受講可能。近隣施設のほか、リフレッシュ休暇や撮影体験を兼ねて遠方で受講するなど、日本旅行が各企業にあわせた合宿プランを提供する。
ドローンの活用を検討している企業は、業務に即した機体選定や運用方法、活用サポートを相談可能。
今後もドローンと旅を掛け合わせた取り組みを「fly Travel」というサービス名で広く展開するとしている。
▼ fly Travel
https://teamfly.jp/flytravel/drone/nationallicense_dpca/