2024年4月8日、キヤノンは、同社が番組提供しているTBSテレビ「世界遺産」において、番組と連動した新しいテレビCMの放送を開始したことを発表した。

 今回のCMでは、2024年2月にTBSが地上波で放送した「イビサの生物多様性と文化 ~ 8K特別編 地中海で一番美しい海 イビサ島」の番組映像やメイキング映像を通じて、キヤノンの先進イメージング技術が高画質な番組制作に貢献していることを紹介している。

 イビサ島の景色だけでなく、小型・軽量で8K撮影が可能なキヤノンのデジタルシネマカメラ「EOS R5 C」の機動性を生かし、地上での撮影からドローンを使用した空中撮影、カメラを防水ハウジングに入れて行った海中撮影なども登場する。

「世界遺産」番組連動CM イビサ島篇

 貴重な生態系を育む美しい海と、およそ2700年前の古代遺跡やスペイン帝国の城塞都市の複合遺産であるイビサ島。ヘリコプターやドローンを使った空撮ならではのカメラワークと、広いダイナミックレンジを生かした映像により、イビサ島の魅力を余すことなく伝える。新CMでは、EOS R5 Cをドローンに搭載し、撮影するシーンも登場する。

「EOS R5 C」を搭載したドローン

 世界遺産エリアの海は穏やかで透明度が高く、「地中海で一番美しい海」と称されている。イビサ島周辺に群生する海草が、海を守る役割を果たしているほか、魚や軟体動物など多様な生き物の住処となっている。CMでは、高精細8Kカメラで水中を撮影する様子も収録されている。

防水ハウジングに収めた8Kカメラでの水中撮影