2024年3月29日、SkyDriveは、小型ドローンを複数用いてさまざまな演出を行うドローンショーの企画・運航サービスを開始することを発表した。

 ドローンショーは、高輝度LEDを搭載したドローンにより、プログラムされたアニメーションを夜空に描くエンターテインメントショー。多数のドローンと光の色彩を組み合わせることで、アニメやマンガのキャラクターを描いたり、QRコードを表示するなど、さまざまな演出・表現が可能だ。

 企業や自治体のプロモーション、花火大会、音楽イベント、スポーツイベントなど、観光客誘致のために新たなコンテンツを必要としている自治体や、サプライズと話題性のある広告を求める企業、スポーツの試合やライブなどと演出を組み合わせてみたいイベント事業者等の活用を見込む。

 SkyDriveは、大型ドローンによる物流サービスや鉄塔のメンテナンスなど多くのドローン運航実績を持ち、空飛ぶクルマ等の機体開発技術により不具合時にもその場で対応が可能。コンテンツ企画、プログラミング、現場視察や航空局への申請、運航まで一貫したサービスを提供する。ドローンショーは最短2か月から開催できるとしている。

 空を身近に感じることができるエンターテインメント・ドローンショーは、自治体や企業などに空を活用する経験を手軽に提供でき、ドローンや空飛ぶクルマの社会受容性を高める狙いがある。