2024年9月5日、ウェザーニューズは、気象IoTセンサー「ソラテナPro」のパソコン用ウェブサイトの視認性を向上させたことを発表した。
ソラテナProは、気温・湿度・気圧・雨量・風向・風速・照度の7つの要素を1分ごとに観測する小型の気象IoTセンサー。観測データは、お天気アプリ「ウェザーニュース」やパソコン版の専用ウェブサイトで確認が可能。ビルの工事現場や学校での熱中症対策、イベントの開催可否、物流倉庫や商業施設の安全運営、ドローンの運航判断など幅広い分野で活用されている。
今回のバージョンアップでは、1分ごとの観測データを大型モニターやパソコン画面にわかりやすく表示し、気象リスクが高い場合は黄色や赤色で警告するようにした。これまでは1人で見ていた観測データを複数人で確認でき、熱中症対策のほか、台風接近時やゲリラ雷雨(ゲリラ豪雨)時の屋外施設、工場、物流倉庫、別荘における大雨・強風のモニタリングに適している。
加えて、お天気アプリのプッシュ通知やメール、回転灯によるアラート通知を併用することで、気象変化にいち早く気づくことができる。
パソコン版の専用ウェブサイトでは、月や日付を指定して過去のデータを確認可能。設置日からこれまでの観測データをクラウド上に保存しており、CSVでデータをダウンロードして分析したり、企業にデータ自体をAPIなどで提供し、自社のシステムに組み込んで表示することもできる。
同社は、連続雨量の計算や新たな指数開発などのバージョンアップを年内に計画している。
▼気象IoTセンサー「ソラテナPro」
https://wxtech.weathernews.com/soratena.html