2023年12月27日、ミカサ商事はロボティクス・センタージャパンと連携し、カナダのDEEP TREKKER社製設備点検用クローラー「PIPE TREKKER A-150」の販売を開始することを発表した。2023年12月に受注開始、2024年3月より出荷を開始する。価格(予価)は約700万円~、工期は約2カ月。水陸両用の機器で、欧米を中心に水路管内や風力タービンブレード内部の点検作業に採用が進んでいる。

 A-150はバッテリー駆動、モニター付きコントローラーで遠隔操作が可能。準備から撮影までを短時間で行える。

 陽極酸化アルミニウムとステンレス鋼による頑丈な構造で、砂塵や潮流に強く、磁場の影響を受けやすい環境にも対応する。

 使用目的に合わせたカスタマイズが可能で、オプションとして「電動リール」「オプションタイヤ(さまざまなタイヤ径および、走破性の高い高硬度タイヤ)」「スキャン用オプション(赤外線レーザーリング装置、コントロールソフトウェア)」を用意している。

【A-150 基本仕様】
対応管径 直径6~24インチ(約150~600mm)
重量 15.05kg~18.32kg(オプションのタイヤ径による)
水深50mまで対応
テザーケーブル⾧ 200m(最大310m)
HDカメラ搭載
照明搭載