2023年12月27日、KDDIスマートドローンは、デジタル庁が三菱総合研究所に委託している「テクノロジーマップの整備に向けた調査研究」における技術実証事業「実証類型11:センサー、カメラ等を活用した施設等の管理・監督業務の実証」の実証事業者に採択されたことを発表した。

 技術実証事業では、鉱山の施設・設備や作業時等に求められる監督者が現場において専任で行う管理・監督業務について、デジタル技術を活用することで実効性・安全性を確保しながら遠隔業務が可能となるモデルを構築し、業務の合理化・効率化や働き方の選択肢の拡大等を図ることを目的としている。

「ポート付きドローン」と「適切な通信環境」を構築し、石炭や天然ガス鉱山等において、鉱山施設の現場で行っている作業状況の監視、安全管理の監督業務の遠隔からの実施が可能か技術実証を行う。

取り組みの全体イメージ

 同技術実証事業の基本的指針として、社会・産業のデジタル化を阻むアナログ規制に活用可能な技術について、安全性・実効性等の実証を通じてアナログ規制の見直しを支援することを目指す。