2023年9月7日、ドローン空路整備事業を手掛けるトルビズオンは、航空機シェアリングサービスを展開するエアシェアとともに、エアモビリティ空路開拓とポート整備の構築に関する検討を開始することを発表した。

 2025年の大阪・関西万博では空飛ぶクルマの飛行が計画されており、この動向を背景にエアモビリティの全国的な普及が期待されている。

 トルビズオンは、ドローン空路整備における実績と技術を有しており、エアシェアは、航空分野での経験と有人機とパイロットを提供するシェアリングサービスを展開している。両社は新たな空中交通領域の開拓を共同で進めるため、エアモビリティの空路開拓やポート整備の新たなスタンダードを確立することを目指し、連携を開始する。

 具体的な取り組みとしては、空路やポートに関する事業モデルの共同研究・開発、情報共有、ノウハウの交換などを進める。

 この提携を通じて両社は、エアモビリティの安全かつ効率的な運用を実現することを目指すとしている。