2023年6月6日、海と日本プロジェクトinとっとりは、鳥取県湯梨浜町と鳥取県中部清掃事業協同組合と共催で、同日「海洋ごみ回収困難地でのドローン活用」をボランティア清掃に合わせて実証実験することを発表した。日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものとなる。

 これまで崖下場所の海洋ごみの回収は、特殊なクレーンで持ち上げたり、人が回収できる場所まで苦労して持ち上げていた。

「海洋ごみ回収困難地でのドローン活用」では、回収が困難であった海岸の崖下場所での新たな海洋ごみ回収の手段にドローンを活用することで、今後の海岸ごみ回収の効率化と負担軽減を図る。

 今回は実際にドローンを用いて崖下の海洋ごみを空中輸送する。実証を繰り返して実用化につなげることで、より多くの海洋ごみの回収を目指すとしている。

使用機体「SALVAGE DRONE(サルベージドローン)」(北溟産業、skyer)
イベント概要
日時2023年6月6日(火)13:30~15:00
会場鳥取県東伯郡湯梨浜町宇谷海岸
プログラム1. 市部理事長挨拶、湯梨浜町宮脇町長挨拶
2. 作業要領の説明、作業開始
・「海と日本プロジェクト」主旨説明
・「海洋ごみ回収困難地でのドローン活用」説明
・清掃活動
・搬出困難場所でのドローン活用実証
3. 集合、湯梨浜町町民生活課石本課長挨拶
4. フォトセッション
5. 終了