2023年5月12日、SkyDriveは、現在開発中の空飛ぶクルマ「SkyDrive式SD-05型」が、「iF(アイエフ)デザインアワード2023」を受賞したことを発表した。

 「The most accessible Flying Car」というコンセプトと、競合と一線を画す個性的かつエレガントなデザインが評価を受けたという。

 SD-05は、2025年の大阪・関西万博における飛行実現を目指す小型の空飛ぶクルマ。近距離に特化したラストワンマイルのパーソナルモビリティとして、都市部の渋滞解消や過疎地での交通手段の確保、救急医療などへの活用を見込む。

 iFデザインアワードは、工業デザインの振興を目的として1953年にドイツで設立された国際的なデザイン賞のひとつで、本年は56カ国より約1万1,000件の応募があった。

SkyDrive デザインディレクター/デザイナー 山本卓身氏のコメント

 空の道のパイオニアとしてSkyDriveは先陣を切ってきました。前例や先人たちが積み重ねてきた知識も経験がほぼない環境の中、道づくりから始まるものづくり。開拓者精神で一丸となって開発に取り組んでいるチームに拍手を送りたいです。無人機「物流ドローン」に続き、今回、有人機「空飛ぶクルマ」もデザイン賞を受賞する事ができ、嬉しく思います。皆が実現させたい空の未来、空の道のため、デザインが貢献できることは大きいと思っています。このような受賞はとても励みになり、非常に嬉しいことです。ありがとうございます。今後も「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、チーム一丸となって、頑張って参ります。