2023年5月12日、ACSLは、インドの現地パートナー企業Aeroarc Private Limited(以下、Aeroarc)と、ドローンおよびロボティクスの日本・インドでの展開に関する戦略提携覚書(以下、MOU)を締結したことを発表した。

インドでのドローン飛行の様子

 ACSLはインドにおける現地パートナー企業であるAeroarcと、今後2年間で総額3,000万米ドル(40.5億円、1米ドル135円で算定)のドローンおよびロボティクスに関するプロジェクトの受注を目指すMOUを締結した。

 今後、災害支援、インフラ点検、建設、物流などの分野において、Aeroarcと連携して主にインドにおけるドローンおよびロボティクスに関するプロジェクトの検討・具体化を進め、具体的な案件の受注につながった場合にはACSLよりドローンや技術、コンポーネント部品などを提供するとしている。

 Aeroarcは、ACSLのインドにおける合弁会社ACSL Indiaの共同出資パートナーであり、Aeroarc株主のAerodyneはドローンサービスプロバイダーとして世界35カ国でサービスを展開、2020年11月よりACSLと事業連携を開始している。