2023年4月25日、ドローン操縦士協会(以下、DPA)は、ドローン法務を専門とするバウンダリ行政書士法人と提携し、DPA認定資格であるドローン操縦士回転翼3級資格所有者に対して、飛行申請などの代行サービスを特別価格で提供することに合意したと発表した。

 2023年7月上旬より開始する予定で、バウンダリ行政書士法人が代行する飛行許可申請の費用を10%割引で提供する。例えば、飛行許可申請の代行費用3万3,000円(税込)は、2万9,700円(税込)となる。

 2022年12月の航空法改正により国家ライセンス(無人航空機操縦技能証明)制度が開始され、ドローンに関する資格は操縦者の知見と技術を高め、安全な飛行を実現するために重視されている。

 DPAは、ドローン航空の安全文化の発展を活動方針に掲げ、ドローン操縦技術を習得し安全な飛行を維持するために必要な認定ライセンス制度をいち早く構築し、管理団体として事業運営を行ってきた。一方、バウンダリ行政書士法人は、ドローンの飛行申請をはじめとする許認可申請の代行や法務顧問を専門としている。

 今回DPAは、バウンダリ行政書士法人と提携し、ドローン操縦士回転翼3級資格所有者に対して飛行申請などの代行サービスを特別価格で提供することに合意した。同資格所有者の飛行申請をサポートすることで、ドローンパイロットが多くの飛行機会を確保し、円滑かつ安全にドローンを飛ばせる環境づくりに努めるとしている。

特典内容

 DPA認定ドローン操縦士回転翼3級資格所有者を対象として、バウンダリ行政書士法人が代行する「飛行許可申請」の費用を10%割引で提供する。

開始日程
2023年7月上旬(予定)

条件
バウンダリ行政書士法人のホームページより直接申し込み。
DPA認定ドローン操縦士回転翼3級資格を取得し、DPA技能会員に加入している者に限る。
※DPA技能会員資格失効後は適用対象外となる。