2023年3月13日、エアモビリティ社は、eVTOL(空飛ぶクルマ)・ドローンメーカーと部品メーカーを結ぶeコマースサイト「AeroMall」をオープンしたと発表した。

 日本では2025年の大阪万博で商用運航が予定されているeVTOLは、現在世界でも激しい開発競争が行われている。自動車や航空機用で実績のある日本の部品メーカーに対する関心は高く、また、日本の部品メーカーもこの巨大市場への参入の機会を探しているという。一方、海外のeVTOL・ドローンメーカーにとって、必要とする部品を製造できる日本の部品メーカーを探すのは困難であった。こうした状況から、両者を結びつけるマッチングサービスへの期待が高まっており、エアモビリティ社はeコマースサイトの開発を進めてきた。

 AeroMallでは、海外のeVTOL・ドローンメーカーが必要とする部品メーカーを検索し、仕様の確認から発注までを行うことが可能。また、eVTOL・ドローンメーカーからの技術照会を入手した部品メーカーは、特殊仕様製品の開発につなげることもできる。さらに、部品の発送に際して安全保障貿易管理や各種保険などの支援を行い、納品に至るまでをサポートする。

▼AeroMall
https://aeromall.jp

「AeroMall」トップページ(イメージ)