NEDO「無人航空機の第二種認証に対応した証明手法の事例検討 活動成果報告会」を開催

　東京大学は、新エネルギー・産業技術総合開発機構（以下、NEDO）の「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト（以下、DRESSプロジェクト）における検討結果の中間成果としてとりまとめた報告書の説明会「無人航空機の第二種認証に対応した証明手法の事例検討 活動成果報告会」を、2023年2月14日（火）に開催する。対面とオンラインのハイブリッド方式で行い、申し込み締め切りは対面が2023年2月13日（月）17:00、オンラインは2023年2月14日（火）まで。

　NEDOでは、2020年度から2022年度まで「DRESSプロジェクト／ロボット・ドローン機体の性能評価基準等の開発／性能評価基準等の研究開発／無人航空機に求められる安全基準策定のための研究開発」を実施。2022年度には「無人航空機の第二種認証に対応した証明手法の事例検討WG」とそのもとで具体的な検討作業を行うサブWGを設置し、無人航空機の第二種の認証を対象にした、設計検査の安全基準に対する適合性証明手段として活用可能な証明方法（試験方法を含む）および、それらの文書（証明手順書）化等を目指した標準化活動を実施した。

　2022年12月までのDRESSプロジェクトにおける検討結果を中間成果「無人航空機の第二種認証に対応した証明手法の事例検討活動報告」としてとりまとめ、NEDOより公表予定であることから、以下を目的に説明会を開催する。

・ 産業振興の糧となるよう検討成果とその位置づけを無人航空機産業の関係者に広く周知すること

・ 「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト（ReAMoプロジェクト）／ドローンの性能評価手法の開発／次世代空モビリティの安全認証および社会実装に求められる性能評価手法に関する研究開発」において、適合性証明手段に関して引き続き検討すべき課題についての議論に、型式認証／機体認証制度を利用する可能性のある関連メーカー、操縦や運航に携わる関係者にも参加を呼びかけること

　また、東京大学は2023年1月20日に「無人航空機の型式認証の手続きに関する勉強会」を開催。2022年12月から開始された無人航空機の型式認証／機体認証の制度を実施するにあたり、国土交通省航空局の「無人航空機の型式認証等の手続き」に関するサーキュラー（整理番号No.8-002、令和4年12月2日制定、国空機第656号）が公開され、勉強会ではその手続きの内容について理解を深めた。なお同勉強会の録画映像を、2023年3月末まで公開している。

▼「無人航空機の型式認証等の手続きに関する勉強会」録画映像 【2023年3月末まで】
https://youtu.be/hBk1koaW-2k

　同勉強会では事務的な手続きの話を行ったが、今回の報告会では国土交通省が示した基準に対する証明手法についての内容となる。

無人航空機の第二種認証に対応した証明手法の事例検討 活動成果報告会

開催日付
2023年2月14日（火）9:15～18:00（開場 9:00頃）

開催手法
「対面」と「オンライン」のハイブリッド方式

対面会場
赤坂インターシティコンファレンス 301会議室
〒107-0052東京都港区赤坂1丁目8-14

オンライン
Zoom（300名）

参加申し込み締め切り
・ 対面：2023年2月13日（月）17:00
・ オンライン：2023年2月14日（火）

申し込み先
https://forms.office.com/r/yXmcbZWNBt

※対面参加希望者が多数の場合には「終日参加者」「各組織1名まで」を優先し、参加の可否について2月10日（金）17:00以降に連絡する。
※定員に達した場合には、締め切り前に募集を終了する場合がある。

想定参加対象
・ 無人航空機の型式認証等を申請予定の機体メーカーや輸入商社 等
・ 無人航空機の飛行／運航、操縦予定者、無人航空機を活用した事業者 等

主催
東京大学