2023年1月24日、FOFは、ドローン映像をリアルタイム中継し、災害現場などの遠隔地の状況を確認できるシステムの実証実験を行ったことを発表した。

 同社は1月21日、近づくことが難しい災害現場での危険箇所確認や被災状況確認を想定したドローンリアルタイム中継の実証実験を実施。FOF本社と約20km離れた河川敷をインターネット回線でつなぎ、テレビ会議システムを利用することで、本社からの指示でドローンの位置を指示し、リアルタイムの映像を中継した。

河川敷でドローン撮影を行う様子
FOF本社会議室

 実証では本社から河川敷にある構造物へ近づくようにマイクで指示し、構造物の位置や形状を確認することができた。

 図面など資料の共有のほか、テレビ会議の様子を録画して後から再度検証することも可能。災害現場だけでなく、施工中の現場確認などさまざまな建設現場での活用も期待できるとしている。

構造物の状況を確認
TV会議システム