2022年12月14日、スカイシーカーは、「野生鳥獣の生息状況調査システム」の技術において特許を取得したことを発表した。夜間にドローンを自動飛行させて、赤外線カメラにより撮影した野生動物(主にシカ、イノシシ)の画像データから、画像解析技術により獣種と頭数をカウントする。

 同社は、農作物被害対策のDX化を推進するためのソリューションを開発し、都道府県や市区町村といった行政機関を対象に、農作物被害や獣害の対策立案支援、職員の業務支援などのサービスを提供している。
 同技術を活用して野生動物の生息頭数を約90%減少させることに成功した事例もあり、年間150億円以上にのぼる野生動物による農作物被害や、人の生活圏内で発生する獣害等の課題解決に引き続き取り組むとしている。

特許概要
特許番号:特許第7161522号
登録日:2022年10月18日
特許権者:スカイシーカー
発明の名称:動物生息調査方法、動物生息調査システム、および動物生息調査装置