(引用元:長大

 総合建設コンサルタント会社の長大は、2022年7月6日、広島県福山市の横島において、空飛ぶクルマの海上飛行による実証実験を実施した。

 同実証では、中国広州市の機体メーカー「EHang」の機体を使用。横島の海岸を垂直上昇し、因島大橋方面に向けて海上へ進み、海岸と並行に300m飛行した。その後、旋回して離発着地点に戻り、合計約600mのフライトを行った。

(引用元:長大

実証実験の主な目的

1. 海上を飛び、ルールや制約としても問題がないか検証する。また、どのように飛ばすかをイメージし、まちづくりの一つの手段として展開を検討。安全性確保や環境保全を最優先とし、その上で離島や過疎地域の交通困難者を救えるような展開を目指す。

2.「離島間のヒト・モノ移動」「遊覧や離島ホッピングなどの娯楽・観光」を想定し、美しく風光明媚な瀬戸内海での海上飛行を、自治体、企業、学生に体感してもらい「空飛ぶクルマ」の社会受容性を向上させる。

3. 会場にて機体に触れる体験に加え、離発着場のコンセプトやその模型、VR映像等の関連コンテンツ(第7回 Japan Drone 2022 / 第1回次世代エアモビリティEXPOにて出展)を展示することで、より身近な町中に「空飛ぶクルマ」が離発着する未来を感じてもらう。

4. 今後の「空飛ぶクルマ」事業展開に向けて、海上飛行による事業・サービス内容、および検討課題などを調査・分析する。

(引用元:長大