2022年6月13日、ChengDu Tian Yu Hi-Tech Limited Companyは、長時間飛行産業用ドローン「ARRIS M900」をアップデートしたことを発表した。Skydroid H12認定済送信機と新カメラを採用し、3 in 1カメラと角度調整可能なジンバルカメラから付属カメラを選択できる。

 付属送信機はLCDスクリーンのないSkydroid T12であったが、新たに採用したSkydroid H12送信機にはディスプレイ画面が付属しており、携帯電話やFPVモニターを用意する必要がなくなった。PTZカメラは前方だけではなく、下方向も確認できる。

ARRIS M900
Skydroid H12送信機
3 in 1カメラ(左)と、角度調整可能な2軸ジンバルカメラ(右)

 ARRIS M900は電力検査、火災捜索救助、交通パトロール、物資と救命設備の空中投下、航空写真などに活用可能な多機能産業用ドローン。飛行時間が長く、6S 24000mahバッテリーを搭載すると、離陸重量6.7Kgの場合、飛行時間は60分。離陸重量9.8Kgの場合、飛行時間は30分となる。

<ARRIS M900の特徴>

超長距離で干渉防止のデジタル画像送信により、飛行が目に見えて安全。
スマートデジタルラジオ、デュアルアンテナ、デュアルモジュール設計を装備。リモコンの距離を大幅に延長する。
高解像度カメラにはライトを備える。
さまざまな産業用途で使用される操作機器、LEDスポットライト、キャスター、ジンバル、赤外線機器を取り付け可能。
小型で持ち運びが簡単。一人で操作できる。
送信機の防塵防水レベルはIP64。
新規推進システムは長期間の繰り返しテストを行っており、耐久性能を備える。