TEADは、航空法改正に伴うドローンの機体登録制度に対応した「リモートID」の販売を、2022年5月20日に開始した。

 航空法改正により、2022年6月20日からドローンの機体登録制度が始まる。これにより、重量100g以上のドローンを飛行させるには、国への無人航空機登録が義務付けられる。飛行の際は、国から通知された登録記号を機体に表示するなどの方法で示す必要がある。また、機体への表示だけでは地上からの判読が難しいため、飛行中は登録記号などの情報を電波に乗せて送出する「リモートID」発信機を搭載しなければならない。

 同社のリモートIDは、独自の無線技術を搭載し、サイズは40×30×14mm、重量は12gと小型軽量化を実現。IP54相当の防塵・防水性能を備え、通信距離は300m以上(地上見通し)となっている。

デモンストレーションを実施する様子