2022年5月24日、マプリィは、地理空間情報アプリプラットフォーム「mapry」のオプションサービスとして、ドローン測量機能「mapryドローン版」の提供を開始したことを発表した。価格は5,500円(税込)/月。

 mapryでは、三次元情報などのさまざまな空間情報を手軽に取得し、シームレスに解析・活用することができる。今回提供を開始したmapryドローン版は、Shapeファイルなどで取り込んだ境界等をAR表示により上空から確認可能。また、航行地点や航行範囲を指定することで、フライトから帰還まで自動飛行によりデータを取得する。森林の境界確認や樹頂点・林分の把握、崩壊法面の調査、地上データ合成などへの活用が想定される。

 ドローン飛行中に取得したデータは、mapryのPC版と連携してオルソ補正、画像の点群化、DEMデータでの出力などが可能。また、iOS版で取得した解像度の高い立木や地形などのデータを合成するなど、さまざまなデータを重畳表示して比較、変異を把握できる。
 対応機種は、DJI Phantom、Mavic、Inspireなど。要望に応じたカスタマイズや機能開発にも対応する。