2022年1月19日、三菱電機とイオンモールは、1月11日よりイオンモール常滑において、米国Cartken社の自律走行ロボットによる商品配送サービスの実証実験を開始したことを発表した。

 ニューノーマルな生活様式に対応した非接触型配送サービスとして、顧客の利便性向上を目的に、アプリから注文した飲食店の商品を自律走行ロボットにより配送する。商品はスターバックスコーヒー イオンモール常滑店が提供する。

イオンモール常滑での配送イメージ

 専門店の既存アプリケーションと、今回新たに開発した配送管理アプリケーション(タブレット型)を用いたロボット配送により、施設内の離れた場所から自分の居場所や混雑状況に関係なく商品の注文や受け取りが可能。

 Cartken社のロボットは、画像処理技術を活用した高度な自律走行と、段差の乗り越えが可能な屋外での高い走破性能に加え、遠隔での走行見守り機能を備えている。これにより走行時間や場所を把握することができ、従業員の負担を最小限に抑えながら安全な走行を実現する。

商品注文から受け取りまでの流れ(イメージ)