2022年1月14日、宮城県大郷町と今生農材、救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(以下、EDAC)は、「災害時及び平時のドローン活用に関する連携協定」を、2021年12月24日に締結したことを発表した。

 ドローンの飛行に関する知識や操縦技術を有する民間事業者等と大郷町が連携し、災害時における情報収集や平時のまちづくり事業等にドローンを活用する。

<協定内容>
1. 災害時の被害状況調査に関すること
2. 平時におけるドローンを活用したまちづくり事業等の実施に関すること
3. ドローン飛行のための申請および関係機関との連絡調整に関すること
4. その他、必要と認められる事項

 協定の締結にあたり、2021年12月24日に大郷町役場の職員を対象としたドローンの活用方法セミナーを実施し、平時も含めたドローンの幅広い活用事例について解説を行った。また、大郷町役場庁舎屋上にてドローンフライトも行い、EDACが監修したリアルタイムで位置情報が確認できるソフトウェア「Hec-Eye」を使用し、業務効率化や情報収集における有用性を確認した。

 EDACは今後もドローンを活用し、地方の課題解決へ取り組むとしている。