2021年10月29日、ニックスは、ACSLとエアロネクストが共同開発する4D GRAVITY搭載 物流専用ドローン向けに「荷物運搬キャッチャー」を開発したと発表した。このキャッチャーは、エアロネクストが10月6日に北海道上士幌町で実施した実証実験の試作機に採用、公開された。

荷物運搬キャッチャー(機体下部の段ボール搭載部)

 ニックスは、DRONE ACTIVATION事業の1つとして、物流向け荷物運搬キャッチャーの開発を行っている。今回は、既存事業であるプラスチック製造業の技術を活かして新設計の電動化ボックスを開発。これを搭載することで、蓋開閉の電動化、安全性に配慮したロック機構を備えた軽量で堅牢なアタッチメントを実現した。

 同社は、アタッチメントを活用してもらうことでドローンによるサービス提供の幅を拡充し、業務の効率化や買い物に対する利便性の向上に寄与する、としている。