2021年5月12日、NTT e-Drone Technology(以下NTT e-Drone)は「ドローン農薬散布サービス」を5月17日より開始すると発表した。このサービスでは、自社で開発・製造を行う農業向け国産ドローン「AC101」を用いて、その開発者や教官が農薬散布を行い、散布経路などの報告書を作成する。

 NTT e-Droneは農業向けドローンを提供する中で、農薬散布の委託や、様々な種類の農薬を試したいというニーズを受けるようになったこと、加えて同社のドローン開発や教官業務を行う社員が現場に赴くことで農業の現場をより深く理解できると考え、本サービスの提供に至ったという。
 このサービスを通じて、農家の散布委託ニーズ等に応じながら、日本の圃場に適したドローンの開発を推進していく、としている。

サービス内容

対象エリア :関東・甲信越・東北エリア(順次拡大予定)
対象作物  :水稲・麦(その他作物は相談)
申込単位  :5ha以上(来年度以降、申込単位を下げていく予定)
利用料金  :最初の5haは5万円、以降1ha毎に1万円~1万5,000円(税込)。総面積、圃場の形状、日程等により見積りを行う。

実施報告書イメージ