2021年4月5日、SkyDriveは、ボストンコンサルティンググループ前日本代表の杉田浩章氏が、4月1日より顧問に就任したことを発表した。

 杉田氏は27年間、戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループで、消費財、流通、運輸、産業材、自動車、ハイテク、メディア、通信等、さまざまな業界の顧客企業の経営課題に携わり、2016年~2020年は日本代表として経営を担ってきた。

 SkyDriveは2018年に設立。「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、航空機・ドローン・自動車エンジニアを中心に「空飛ぶクルマ」を開発しており、2023年度のサービス開始に向けて、機体開発と事業開発を進めている。

 同社は、杉田氏のこれまでの経験やノウハウを活かして、経営戦略、事業戦略に関する支援・助言を受け、空飛ぶクルマの実用化、事業化を推進していくとしている。

杉田浩章氏コメント

 空飛ぶクルマ、が漫画やSF映画の世界のお話だったのはもう昔の話。空飛ぶクルマ、が将来のモビリティを支える重要なビークルになる、というのはもう夢物語ではありません。必ず来る未来です。

 では、誰がその未来像をビビッドにイマジネーションし、世界観を創り上げるか。そして、それを実現するために必要な課題を見極め、ソリューションを描き、ハード、ソフトを融合して成し遂げていくのか。すでにチャレンジのステージはそこに移っていると思います。

 そして、それをやってくれそうなトップランナーが、SkyDriveだと思っています。

 ある教授からご紹介され、縁あって福澤さんとお会いし、毎週のように議論させていただく中で、この既に夢でない未来を実現してくれるのは、福澤さんという強い信念と探求心、そして適度な楽観を持ったリーダーであり、それを一緒に推進しているSkyDriveのチームの皆さんであるのではないか、という思いがどんどん強くなっていきました。

 私自身が経営コンサルティングという仕事を通じて経験してきた、様々な新規事業開発や市場創造の支援や、様々な大企業や組織など、一企業の枠を超えたネットワーク作り、協業のスキームつくりなどは、きっとSkyDriveの成長を加速させることに役に立つのではないか、と思っています。

 未来のわくわくする世界をSkyDriveの皆さんとともに一緒に描き、それを実現していくチームに参加できることは、私にとってもとてもわくわくするチャレンジです。チームの皆さんを支援して、その実現に貢献していきたいと思います。