日本UAS産業振興協議会(以下JUIDA)は、大分県ドローン協議会から「令和2年度 大分県ドローン協議会 ドローン産業人材育成事業」の委託を受け、2021年1月18日~1月22日、2月10日の6日間にわたり「ドローン点検技術管理者向け講座」を実施した。JUIDAとして地方自治体の教育事業に携わるのは初めての取り組みだという。

 本講座は、今後ドローンの利活用が見込まれる建築・設備・インフラ点検分野におけるサービス提供またはドローン導入に関する裾野拡大を図ることを目的とし、大分県内企業の管理職等の受講者41名を対象にオンラインで実施した。講師は、JUIDA理事長 鈴木真二氏をはじめ、日本建築ドローン協会 副会長 宮内博之氏、海外講師としてFEDS Drone-powered SolutionsのCEO Rabih Bou Rashid氏、PRENAV CEO Nathan Schuett氏らが招かれた。
 2021年1月18日~1月22日の講義では、ドローンの技術動向や建築・設備点検等の分野での具体的な活用事例に加え、新規事業立案や社内業務改善に関する講義も実施され、様々な観点から新規ドローンサービス開発および自社でのドローン導入に関する教育を行った。2月10日は、各コースの優秀者計6名が講座で出された課題に沿った成果物を発表し、大分県商工観光労働部 新産業振興室長 小石昭人氏と、JUIDA副理事長 千田泰弘氏が審査を行い、最優秀者を表彰した。

実施概要

開催日:2001年1月18日(月)~1月22日(金)、2001年2月10日(水)
開催場所:原則リモートで実施
受講者数:41名

講座一覧

講座の様子

左から鈴木真二氏、Rabih Bou Rashid氏、Nathan Schuett氏