「空飛ぶクルマ」イメージ

 2021年1月8日、テラドローンとエアモビリティは、「空飛ぶクルマ」社会実装の早期実現に向けて業務提携を行うことを発表した。

背景と目的

 昨今、「空の移動革命」という言葉がメディアでも取り上げられるようになってきた。人々にとって空の移動がより身近になれば、都市の在り方が変わる可能性がある。滑走路のいらない空飛ぶクルマは、既存のインフラに縛られることなく「点から点へ」最短距離の移動が可能になるとも言われている。一方、ドローンの普及も進んでおり、将来的に空飛ぶクルマはドローンとシステム連携を行ったり、空域を共存する事が必須になると考えられる。

 両社は、それぞれの分野に強みを持つテラドローンの「Terra UTM」と、エアモビリティの「ASCP(エアモビリティ・サービス・コラボレーション・プラットフォーム)」を相互連携することにより、空の移動革命を主体的に先導していきたい、としている。