2020年11月20日、A.L.I. Technologies(以下、A.L.I.)は、芙蓉総合リースを引受先とした第三者割当増資を行い、資本提携を締結したことを発表した。

 A.L.I.は「ドローン・AI事業」「エアーモビリティ事業」「演算力シェアリング事業」の3大コア事業を連携させ、次世代を支えるインフラ企業となることをビジョンとして掲げている。なかでもUAV・ドローンは、喫緊の課題とされるインフラ老朽化や人手不足、物資輸送や災害救助など、あらゆる場面での課題解決に寄与する技術だと考えているという。今回の芙蓉総合リースとの提携を通してそれらの課題に取り組むとともに「空のインフラ企業」となること、ならびに「エアーモビリティ社会」実現への貢献を目指す、としている。

 主力であるドローン・AI事業は、測量や物流の領域にも進出し、多くの企業や自治体との取り組み実績を積み重ね、ドローン操縦士提供数は日本最大規模である。今後は、操縦士のさらなる技術向上研修の拡充やオペレーションの整備を行い、安全安心なドローンソリューションの提供に努める。また、開発中である浮上して走行するバイク「XTURISMO(エックストゥーリスモ)」の予約開始に向けた試験や製造、販売準備を行っていく。

芙蓉総合リース株式会社

所在地 :東京都千代田区麹町五丁目1番地1 住友不動産麹町ガーデンタワー
設立 :1969年5月1日
事業内容
情報関連機器、事務用機器、産業機械、工作機械、商業用店舗設備、医療機器、船舶/航空機/車両並びに輸送用機器、建築土木機械などのリースおよび割賦販売業務 金銭の貸付、その他各種金融業務 不動産リース 各種コンサルティング業務 その他
URL https://www.fgl.co.jp/index.html