2020年9月22日(スイス、ローザンヌ)、Pix4Dは「Pix4Dmatic」の商用リリースを発表した。Pix4Dmaticは、正確で高速な大規模マッピングとコリドーマッピングのためのデジタルフォトグラメトリ―(SfM)ソフトウェアである。

Pix4Dmatic(Pix4D提供資料より)

 Pix4Dmaticは、世界中でますます大きな領域をマッピングし始めたことで進展した需要に合わせて開発された。これまでは航空機の活用が必要とされたプロジェクトも、今ではドローンで測量されている。Pix4Dmaticはこのような大領域のプロジェクトも、より簡単に実現できる。法律に準じたドローンの目視外飛行(BVLOS)は、ドローンマッピングの新天地とよく考えられる。Pix4Dmaticは、複数のフライトからの大規模なデータセットにも対応し、精度を犠牲にすることなく10,000枚以上の画像も簡単に処理をすることができる。

高密度点群(Pix4D提供資料より)
数値表層モデル(DSM)(Pix4D提供資料より)

 Pix4D創立者でCEOのChristoph Strecha氏は「Pix4Dmaticは、測量やマッピングのプロフェッショナル全員が高品質で信頼性の高い結果を得る機会をつくることで、大規模な測量やコリドーマッピングが実行される方法に革命を起こします」と述べている。

製品概要

・大きなデータセット(20Mピクセルで10,000枚以上の画像)を簡単、高速に処理するために設計されたスタンドアロンデスクトップソフトウェア。
・直感的なワークフローと合理化された処理オプションが利用可能。
・フォトグラメトリ―(SfM)とCADの間のギャップを埋める、Pix4Dsurveyとの互換性をもつ。

▼Pix4Dmatic
https://www.pix4d.com/jp/product/pix4dmatic-large-scale-photogrammetry-software