2020年8月21日、アトラックラボとランニングエレクトロニクスは、共同でロボット用マルチインターフェースを開発したことを発表した。ローバーなどのロボットを開発する際に、インテルNUCなどのコンピューターと周辺デバイスの接続を容易にするネットワーク接続型インターフェースである。

Moabシールド

 ベースマイコン基板にSTマイクロのMbed基板を使用し、数秒でのロボット起動、プログラム暴走時の非常停止、手動操縦切替などの機能を搭載した。また、GPS、RTK-GPS、シリアル、PWMなどのインターフェースと、電源、IMUを内蔵し、ローバー型ロボットでよく使われるセンサー類をネットワーク(UDP)を介してメインコンピューターに接続できる。メインコンピューター側通信ライブラリーとして、Moab ToolsをGitHubで公開しており、容易に周辺機器のコントロールが可能となる。

AT-Drive Moabシールド 18,000円(税別)