光響は、ドローン搭載用ライダーユニット、LiAirシリーズ基地局、点群処理ソフトウェア等より構成される「ドローン搭載用ライダーLiAir Vセット(型番:LiAirV-E)」を、2020年7月8日(水)より販売する。

 本製品は、小型・軽量・高点群密度のLivox社製ライダー(Mid-40)をレーザーセンサーに採用し、周辺環境を空中から簡単にリアルタイム点群化し、環境地図を作成できる。レーザードローンは小型のM300(DJI製ドローン)を使用することで、従来のM600では20分程度の飛行時間が、本製品では55分と大幅に伸びた。

 また、販売中の「バックパック型ライダーDGC50(2020年6月10日付 光響プレスリリース)」を用いて、地上で取得した点群データを簡単に重ね合わせることもでき、例えば、森林の上部から内部までの三次元データ化も可能である。

レーザードローンとバックパック型ライダーの併用計測(光響)

 近年は大規模な自然災害(豪雨、地滑り、地震等)が多発し、災害時は、被害・犠牲の拡大防止を目的とした被災状況の迅速な把握が重要となる。本製品を用いることで、地域・被災状況を上空から点群データ・地図化し、被災地域の早期の復興・再生を後押しする。

LiAirV-E

ドローン搭載用ライダーLiAir Vセット内容

・ドローン搭載用ライダーユニット(LiAirV)
・LiAirシリーズ基地局(LiAir Base Station)
・生データ補正ソフトウェア(LiGeoreference Standard)
・点群処理ソフトウェア(LiDAR360 Full suite)

用途

・森林、電源線検査
・都市環境調査
・地表・地形測量

概要

製品名 :レーザードローン搭載用LiAir Vセット
     (ライダーユニットを搭載するドローンは含まれない)
型番 :LiAirV-E
価格 :問い合わせ
納期 :問い合わせ