SkyDriveは、goen°のコミュニケーションディレクター・アートディレクター森本千絵氏、クリエイティブディレクター・コピーライターの佐倉康彦氏と共に、CI(コーポレート・アイデンティティ)を刷新、2020年2月、SkyDriveのコーポレートロゴ、キャッチコピー、コーポレートサイトを公開したことを発表した。
SkyDrive ロゴ
Making Story:森本氏
何年も先に皆様にとって当たり前になれるロゴを目指しました。
SKYDRIVEのSが空をまわりだし、走り出すローターをイメージしマークのフォルムを構築しました。
さらに、未来に向け動き続けることを大事に強弱のエレメントを福澤社長と細かく調整し生まれたものです。
SkyDrive キャッチコピー
Making Story:佐倉氏
「空飛ぶクルマなんです」と聞いたとき、それは空に道ができるということだと思いました。SkyDriveの哲学、思い、そして美しいコンセプトモデルや開発機体はもちろん、メンバーの熱量を可視化する言葉をと考えました。
ヘリや航空機、ドローンのような「飛行」という言葉ではなく、「走行」という言葉がふさわしいと感じました。そこに新しい価値を見つけました。SkyDriveは、空を飛ぶ空間ではなく、走る空間へと変えようとしている。そう感じました。そんな魅力をシンプルに、夾雑物を入れずに表現しました。空という新しい三次元の道を自由に走る、そんなイメージです。
いつか私自身も、空を走ってみたいと思っています。それもそれほど遠い未来のことではないのかもしれません。
SkyDrive サポートエレメント
Making Story:森本氏
車が空を走る。飛ぶはずのなかったものが夢を掲げ実現してしまう。その想いのようなものを象徴する愛おしい存在を作ろうとなり、空を飛びたつペンギンが生まれました。
爪先立ちしていて、一生懸命背伸びをし、両手を広げ今にも飛び立つペンギン。まさに福澤社長のような勇者です。
スマートで格好良い未来というイメージだけではなく、愛嬌がありユーモアのある夢をも抱けると良いなと願いを込めて作らせていただきました。
SkyDrive コーポレートサイト
URL :https://skydrive2020.com/
SkyDriveの活動をより多くの人にわかりやすく伝えるメディアとなるコーポレートサイトを目指していく、としている。
SNS
facebook:https://www.facebook.com/SkyDrive.jp/
Twitter :https://twitter.com/SkyDrive_jp
メッセージ/制作コメント
森本千絵氏 ロゴ・サポートエレメント制作
いつか空を飛ぶ日がやってくるとは思ってましたが、まさか、今、そのいつかへの道が見えてくるとは思ってもいませんでした。
福澤社長とお会いし感銘を受けたのは、空を飛ぶ未来ではなく、空を走る未来だということ。人間らしく走行の喜びを抱えて空へ向かっていることを知り、私もその夢に乗りたいと思いました。
そこからは、私の夢も便乗させていただきグラフィックデザインの力で応援させていただいております。
この道をSkyDriveの皆さんと共に走り続けたいと思っています。
福澤社長に出会えた奇跡に感謝致します。
佐倉康彦氏 キャッチコピー制作
童心に帰るというと、ちょっと語弊があるかもしれませんが、とにかくワクワクしっぱなしです。私のなかの忘れていた何かがイグニッションされた気分です。そんな「空飛ぶクルマ」というミッションに、微力ながら参加できることをとても誇りに思っています。それは遠い未来のお話ではなく、まさに「今」です。夢物語ではないSkyDriveのリアルと並走しながら、その実現を見届けたい。この壮大な道程のはじまりを、より多くの方々に知ってもらい、そして、SkyDriveという存在そのものを好きになってもらう。それが私のミッションです。そのためのコミュニケーションのお手伝いができる幸運に、まだドキドキしています。
SkyDrive 代表コメント
代表取締役 福澤知浩氏
はじめて森本さん、佐倉さんにお会いした際、直感のように「空飛ぶクルマのある未来」をお二人に感じて頂いたのを、昨日のように思い出します。
メンバーも交えて、どんな会社を目指すのか、どんな世界を創るのかのディスカッションをさせて頂く中で、何百何千ものアイデアから、会社の軸となるクリエティブを作らせていただきました。
僕たちが言いたいこと、やりたいこと、目指したいものが、全て、このクリエイティブに熱くこもっています。お二人と一緒に、安心安全快適なエアモビリティの世界を目指せることを大変嬉しく思います。
想いを込めた写真を撮って頂きました平間さんにも、心から感謝いたします。
メンバー一同、ますます一丸となって事業を推進してまいります!
クリエイタープロフィール
森本千絵
株式会社 goen°主宰/コミュニケーションディレクター・アートディレクター/武蔵野美術大学客員教授
1999年武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。2006年史上最年少でADC会員となる。2007年「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」をモットーに、株式会社goen°を設立。
Canon、KIRIN、niko and...などの企業広告をはじめ、松任谷由実、Mr.Childrenのアートワーク、映画や舞台の美術、動物園や保育園の空間ディレクション、2011年「24時間テレビ」チャリティーTシャツデザインなど活動は多岐に渡る。
2011年サントリー「歌のリレー」でADCグランプリ初受賞。N.Y.ADC賞、ONESHOWゴールド、アジア太平洋広告祭ゴールド、SPACESHOWER MVA、50th ACC CM FESTIVALベストアートディレクション賞、ADFESTヤングコンペ日本代表、伊丹十三賞、日本建築学会賞、第4回東奥文化選奨、日経ウーマンオブザイヤー2012など多数受賞。
2018年から二子玉川ライズクリスマスのプロデュース、キネコ国際映画祭アーティスティック・ディレクター兼、審査委員長を務める。
著書に2010年『うたう作品集』、2015年『アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話』*2018年同書・中国版『想法誕生前最重要的事』がある。
佐倉康彦
クリエイティブディレクター・コピーライター
サン・アド、博報堂C&D、博報堂を経て2008年ナカハタ立ち上げに参加、現在に至る。
近作に、松竹「男はつらいよ50お帰り寅さん」やスキマスイッチ「青春」のMVなどがある。他に、PERSOLタグライン「はたらいて、笑おう」や水原希子を起用したORIGAMI pay、GOOD YAER「道はない。だから行く。」や映画「夜明け」のプロモーション、ゆうちょ銀行企業CM、味の素企業CM「母のごはんときみ」「母たちのうた・KOKO Plus」「勝ち飯」シリーズ、ジャパン・ゲートウェイ「メルサボン」など。また、アートディレクター森本千絵氏とのEテレ・いじめ撲滅キャンペーンのコピーや「リクルートエージェント」のタグライン「リクナビネクスト」などを担当。
代表作に日清食品タグライン「おいしいの、その先へ。」リクルート企業広告「卒業って、出会いだ。」サントリーザ・カクテルバー「愛だろ、愛っ。」イザック「大好きというのは、差別かも知れない。」GUNZE BODY WILD「男のパンツの、広告してます」などがある。
TCC最高賞、TCC部門賞、ACC賞、TOKYO ADC賞、NY ADC賞、NYフェスティバル BRONZEなど受賞。
平間至
カメラマン・写真家
1963年、宮城県塩竈市生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家イジマカオル氏に師事。躍動感のある人物撮影で、今までにないスタイルを打ち出し、写真から音楽が聞こえてくるような作品により、多くのミュージシャン撮影を手掛ける。
2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加、2008年より「塩釜フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。2009年から2017年までレンタル暗室&ギャラリー「PIPPO」をオープンし、多彩なワークショップを企画する等、フィルム写真の普及活動を行っている。2012年に塩竈にて、「GAMA ROCK」を立ち上げる。2015年に東京・三宿に平間写真館TOKYOをオープンした。2018年には平間至写真展「Still Movies」で和歌山、京都、東京、新潟のカフェで巡回展示を行う。