エバーブルーテクノロジーズは、RTK-GNSSによる自動走行に対応した除雪ドローンの2027年モデル「SRD-F11A」の予約受け付けを2026年9月25日に開始する。発売は2027年1月を予定している。

写真:SRD-F11A
2027年モデル「SRD-F11A」

 従来のプロポ(送信機)による手動操作を残しながら、事前に設定したルートやエリアを自動走行する機能を追加。オペレーターは目視範囲内で作業を監督し、必要な場合は手動操作へ介入する。

 カメラやセンサーは吹雪や太陽光の乱反射により誤動作する可能性があるため、画像認識による自律走行ではなく、RTK-GNSSによる自己位置推定と人による目視確認を組み合わせた運用を採用している。

写真:SRD-F11Aが走行する様子
写真:操作するスタッフ
自動運転走行デモ

 自動化ユニット「ebNavigator」はデュアルアンテナを搭載し、GNSSによる走行制御を担う。専用アプリ「ebConnect」により作業エリア、走行ルート、現在位置、車体状態などを設定・確認する。自動走行への切り替えはプロポから行い、必要な時はプロポから手動操作へ切り替えが可能。NTRIPネットワークサービスに対応し、モバイル通信エリア内であればRTK-GNSSの高精度な位置情報を利用できる。

写真:走行ルートなどが表示された「ebConnect」の操作画面
Androidアプリ「ebConnect」

 企業や自治体、道路管理者、空港、施設管理事業者などの業務用途を想定しており、認定代理店からの販売またはレンタル形式で提供する。遠隔操縦モデルについても継続して併売する。

 また、2026年9月25日に開催される「ドローンジャーナルコンファレンス&エキスポ 2026 秋」に出展し、実機を初公開する。

 同社は、SRD-F11Aを陸上ドローン(UGV)向け自動走行技術の第1弾と位置づけ、今後は草刈りや集球、巡回など繰り返し走行を伴う屋外作業への展開を進める方針だ。

「ドローンジャーナルコンファレンス&エキスポ 2026 秋」告知バナー