カナダのZenaTechは、2026年4月より日本支社を開設し、産業向けAI駆動型自律ドローンの製造・販売、サブスクリプション型の新サービスモデル「DaaS(Drone as a Service)」の提案を開始した。
量子コンピューティング・AI技術を搭載した自律型ドローンと、クラウドベースのエンタープライズSaaSソリューションを組み合わせることで、農業、防衛、物流など多様な産業の効率化と生産性向上を支援する。
【ZenaDrone 1000】
カスタム電源管理システム、緊急バックアップ、着陸用パラシュートを備えた安全性の高いドローン。スマートマルチスペクトルセンサーによる非破壊検査に対応し、Blue UAS認証取得に向けた申請を準備中。この認証取得により防衛省など政府機関への需要を見据える。
【ZenaDrone IQ QUAD】
AI搭載の建設・測量向け中型クアッドコプター。カーボンファイバー製の機体は携帯性に優れ、LiDARや4Kカメラなどの高性能センサーやAIによる自律飛行に対応する。
【ZenaDrone IQ SQUARE】
建物や建設現場、送電線の検査、短距離の土地測量など、屋外での目視検査向けドローン。高圧洗浄用途にも活用できるほか、バーコードやRFIDスキャン、施設の保守点検、セキュリティ監視、3Dマッピングなどのアプリケーションに対応する。テザーケーブルを装着することで給電やデータ通信が可能。
【ZenaDrone IQ NANO】
屋内倉庫、配送、工場、工業施設の管理・監視に特化した小型ドローン。バーコードやRFIDスキャン、施設の保守点検、セキュリティ監視、3Dマッピングなどのアプリケーションに対応し、自動給電、データ通信対応のテザーケーブルを装着可能。
今後同社は、現行機種によるDaaSの提案を中心に製品開発を進めるとともに、防衛向けとして自律型海上ドローン発着プラットフォームや垂直離着陸(VTOL)機能を持つ迎撃機「インターセプター P-1」、水中型ドローン等の開発を推進し、安全保障領域への提案も視野に展開していく方針だ。
