2026年3月13日、ACSLは、中期経営方針で掲げる今後3年以内の黒字化に向けた基本方針と重点戦略の実現に向け、人的資本の最大化を目的に、従業員の処遇向上として今後3年間で総額10%の賃金引き上げに相当する施策を段階的に実施すると発表した。

 ACSLは中期経営方針において、年平均20%以上の売上成長および粗利率40%以上を目標とする利益率改善という成長戦略を推進している。これらの取り組みにより、今後3年以内の黒字化を見込んでいる。また、この成長を支える6つの重点戦略として、先端技術による機体進化、北米事業の本格拡大、防衛・安全保障分野への貢献等を掲げている。

ACSL Accelerate FY26で目指すゴール
基本方針と6つの重点戦略
中期経営方針「ACSL Accelerate FY26」(抜粋)

 成長を支えるエンジニアなどの従業員が能力を最大限に発揮できる組織環境を強化するため、人的資本へ投資を行う。個々の役割や成果に応じた人事評価制度の運用を通じて、年間3%を目安に3年間で総額10%の段階的な賃金引き上げを実施する。従業員の中長期的な成長と働きがいを高めるとともに、組織全体の持続的な競争力向上を図る。初年度となる本年は、約3.4%の賃上げを実施した。

 さらに、多国籍で多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境づくりを推進し、人材確保や中長期の組織成長につなげるとしている。