双葉電子工業は、2026年2月27日、災害時の孤立地域における状況把握、情報伝達などの人命救助支援を目的とした災害対応ドローンを、夷隅郡市広域市町村圏事務組合消防本部に納入した。千葉県内の消防本部への納入は、2025年10月の長生郡市広域市町村圏組合消防本部に続き2件目となる。

写真:夷隅広域消防と記されたドローン
納入機体
写真:レクチャーの様子
スタッフによるレクチャーの様子

 今回納入した機体は、双葉電子工業が開発・製造する産業用ドローン「FMC-02」に、光学映像とサーマル映像を切り替え可能なジンバルカメラ、スピーカーユニットを搭載したモデル。災害現場の上空から動画撮影や地上への広域アナウンスを行い、人命救助を支援する。消防庁が推進する災害対応ドローンの機能要件に準拠しており、全国の消防機関や自治体における災害対応力向上への活用が期待される。

 また、双葉電子工業はドローンスクールを有しており、顧客の需要に応じたカスタム機体を販売するだけでなく、運用人員の育成やトレーニングも行っている。機体の保守・メンテナンス等のアフターサービスにも迅速に対応する。

【災害対応ドローンの主な特長】

  • 防水性能等級3以上の機体と搭載機器により、悪天候下でも運用可能
  • 動画撮影機能による被災状況の把握と現場支援
  • スピーカーユニットによるクリアな音声アナウンス(可聴範囲:約300m)