2026年2月2日、センシンロボティクスは、ドローンの自動航行ソフトウェア「SENSYN CORE Pilot」に運用管理を効率化する「飛行日誌」機能を追加したと発表した。飛行実績や点検記録をデジタルで一元管理し、国土交通省の標準様式に合わせた一括出力が可能で、現場の工数削減と法令遵守を支援する。

 ドローンの社会実装において、各種申請や報告業務に伴う多大な工数が課題となっている。特に現場で日常的に発生する「飛行前のDIPS通報」や「飛行前後の飛行日誌作成」は大きな負担となっている。今回開発した飛行日誌機能により入力記録の一元管理や自動化を推進し、現場の負担を軽減するとともに、法令に準拠した各様式の適切な管理体制の構築を支援する。

様式1:飛行実績記録

 飛行記録に必要な項目を表示し、直接入力が可能。SENSYN CORE Pilotに記録された飛行実績を参照し、離着陸した場所、離陸時刻、着陸時刻を自動入力する機能を搭載している。

飛行記録(様式1)
様式1のサンプル画面

様式2:日常点検整備記録

 各点検項目に対して「正常/異常」を選択するボタンを設置し、直感的な操作が可能。入力漏れを自動で検出する機能を備え、正確な記録を支援する。デバイスのGPS情報を活用し、現在位置の緯度・経度情報の自動入力が可能。

日常点検記録(様式2)
様式2のサンプル画面

様式3:定期点検整備記録

 様式3(定期点検整備記録)に応じた項目を表示し、直接記録が可能。PDFファイルのアップロード機能を搭載。外部の点検記録を一括管理できる。

点検設備記録(様式3)
様式3のサンプル画面

飛行日誌のエクスポート

 機体ごとの飛行日誌をエクスポート可能。それぞれ国土交通省の標準フォーマットで出力される。

飛行日誌のエクスポート画面(サンプル)
出力された様式2のサンプルファイル(Microsoft Word文書)

 センシンロボティクスは、DIPS等の各種申請フローとの連携強化や、ドック型ドローンによる自動飛行との連携など、現場ニーズに即した日常運用の効率化と安全性の向上を進めるとしている。