2025年12月16日、スクラムクリエイションは、100機のドローンによる高品質な演出を150万円から提供する「Sky Art Drone100」のサービス開始を発表した。

 100機の演出プログラムをフォーマット化することで、低予算で迫力あるドローンショーを実現。アニメーションや音楽制作のコストを最小限に抑え、企業イベントや地域イベントでも導入しやすい新たなエンターテインメントを提案する。

Sky Art Drone100のロゴ
カラフルにライトアップされた噴水の右上に、ドローンの光で描かれたSkyArt(イメージ)
100機によるドローンショーのイメージ

 近年、物価高騰の影響から地方自治体の予算が逼迫し、花火大会をはじめとしたイベントの縮小・中止が相次いでいる。こうした状況を受け、同社はSky Art Drone100を開発した。同サービスは従来の花火大会とも相性がよく、規模によるもののスターマインと同程度の予算でドローンショーを組み込むことができる。ドローン取り入れることで演出の幅が広がり、“新時代の花火大会”として新たな感動を創出する。また、ドローンショーは花火ゴミの削減や近隣への配慮といった環境・安全面のメリットからも注目されている。

 2025年8月に同社の「スカイアートドローンフェスティバル」が正式に商標登録されたことを機に、Sky Art Drone100を発案した。今後、多様なニーズに応えるドローンショーの企画・提供体制を強化するとしている。2026年1月中旬以降にデモフライトを予定しており、資料請求を受け付けている。

カラフルな光りを放つ複数のドローンが離着陸する様子